看護師として現場で十分な経験を積んできた人が将来の仕事として目指すケースが多きのがイベントナースです。
常勤で働くのは難しいと感じて一度退職し、再就職するときに何をしたいかと考えてイベントに参加できるという立場に魅力を感じて希望するのがよくあるパターンでしょう。
職務として必要になるのは、イベント中の怪我人や体調不良者に対して適切な応急処置を行うことであり、場合によっては救急車を呼んで病院に搬送する判断を下すことも求められます。
臨床現場での経験が最も求められますが、このイベントナースとして働くときに新たに語学力が求められるようになりました。
なぜなら、外国人の体調不良者に対する適切な看護を行う必要があるからです。
イベントナースが働く典型的な職場となるのがスポーツイベントであり、国際的な試合が日本で開催されることも多くなりました。
そのときに外国人選手の怪我に正しく対応できる看護師が不可欠になっており、国際イベントが増えている影響を受けて需要は飛躍的に伸びてきています。
しかし、症状を訴えている患者に対して適切な会話を行いながら応急処置もできる人材はそれほど多くはないのが実情です。
そのため、最低でも英語は話せるというレベルの人の需要が高騰しています。
もしも海外で看護師として働く夢を持っている場合は、イベントナースの経験は役に立つはずなので、気になる方は選択肢の一つに津加えてみてる良いかもしれません。